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細々とこっそりとちまちまと

アイドルソングの感想・レビュー、ライブレポ。

アプガとちまの夏日記 8月10日代々木

 IDOL NATION2013 (代々木第一体育館)

セットリスト
  1. 夏フェスメドレー(リスペクトーキョー 〜 UPPER ROCK)
  2. SAMURAI GIRLS
  3. アップアップタイフーン
  4. アッパーカット! 

 Avex主催の夏の音楽イベント"a-nation"のアイドル特集イベントです。代々木第一体育館はキャパ1万人以上の会場ですから、現在一番大きなキャパの箱でおこなわれるアイドルイベントです。この夏日記はアプガだけ書くつもりなのですが、ちょっとだけIDOL NATIONについて語らせて下さい。

 個人的な好き嫌いで言えば、正直あまり好きじゃないイベントなので行くかどうかかなり悩みました。行ってみて嫌な予感は的中して全体的な満足度は低かったです。

 一番気に入らなかったのは見えにくいことでした。アリーナ席の真ん中より少し前にいたんですがステージはほとんど見えず、巨大スクリーンや演出でかろうじて楽しんでいる感じでした。今のアイドルはフォーメーションダンスなど視覚から訴える要素も多くなっています。そもそも「かわいい女の子を見る」という要素が他のアーティストなどとは違う部分ですから、見えにくいことはライブの楽しみを半減させると思います。アリーナでももっと前のブロックや、スタンド席なら状況は違ったのかも知れませんが大半は僕と同じ状況だったはずです。やっぱりどうにかして欲しかったです。

 巨大スクリーンも生かしきれているとは思えませんでした。カメラマンまかせでソロパートが抜かれなかったり、ダンスの決めポイントが映らなかったりすることが多く、もったいないところが多かったです。この辺は、翌日にサマソニで見たでんぱ組.incがうまいことやっていて、ライブの生映像に合わせてソロなど決めるポイントではMVの映像をインソートして、映像で歌の世界感を補完していました。VJがいたのかも知れません。

 代々木第一体育館みたいな大箱で、見えにくかったり大型スクリーンが生きてなかったりするのは、特に初見の人に厳しいはずです。知らない曲を誰だか分からないアイドルが歌って踊ってるわけですから。初めて見るお客さんを掴むためにも工夫が必要だと思いました。

 

 そんな中での、アップアップガールズ(仮)です。

 2部の9nine東京女子流の次となかなか良いポジションを任せられていたと思います。でも、一部のアイドル好き以外への知名度はまだまだこれからのグループです。後ろの席の若者(ピンチケ)たちが「何だよ(仮)ってw」みたいな反応していたのが印象的でした。そりゃあそうなりますよね。僕も昔はそうでしたし。実際、会場は僕が見た今年に入ってからのどの会場よりもアウェイで冷ややかだったように思えます。

 その上で、さっき書いたみたいに初見には険しいイベントなので「リスペクトーキョー」でまわりの席がイマイチ盛り上がりきらない雰囲気は今思い出してもゾッとするほどでした。でも、メドレーが進んで「UPPER ROCK」や「SAMURAI GIRLS」になる頃には声を出す人や体を動かす人も増えてきて、だんだんと会場できあがっていきました。

 思えば、アップアップガールズ(仮)のライブはステージから高度なパフォーマンスが提供される一方通行なものではなく、客席と一緒に作り上げるものになってきています。ももいろクローバーZやPASSPO☆などに近い戦い方です。歌やダンスを届けること以上に熱を届けることが大事で、もしもステージの熱を客席の隅々に伝えることができれば大箱でも関係なく盛り上がるライブができる戦い方です。見える見えないよりも熱を伝えられれば勝ちなのです。

 実際、IDOL NATIONでの「アップアップタイフーン」は今までに見たどの会場よりも熱がありました。様々なデザインのタオルが回される様子は絶景でした。なんばHatchで初めて見たいまひとつ仕上がっていない姿ではなく、アウェイでも問答無用で盛り上げる強力な曲として成長していました。

 ファンのひいき目を差し引いてもこの日のアップアップガールズ(仮)は大健闘だったと思います。限られた時間でグループの良さを出し切っていました。素晴らしかったです。

 

 

 

 そんなこんなで、いよいよ8月に入りましたね! 次回はサマソニ!