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細々とこっそりとちまちまと

アイドルソングの感想・レビュー、ライブレポ。

アプガとちまの夏日記 8月11日幕張

アップアップガールズ(仮)

 SUMMER SONIC2013 (SIDE-SHOW MESSE) 

セットリスト
  1. イチバンガールズ
  2. SAMURAI GIRLS
  3. アッパーカット!

 今年はROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロッキン)に続いてSUMMER SONICサマソニ)でもアイドルの枠が作られることになりました。アイドルの扱いも2つのフェスで個性があって面白いです。最初に考えてみたいと思います。

 ロッキンは実力が認められている上で、楽曲やグループの方向性に少なからずロック性や音楽的な意志を感じさせるアイドルが選ばれていました。一方のサマソニでは、9nine、リンダⅢ世、7cm、アップアップガールズ(仮)、バニラビーンズと個性あふれるアイドルが選抜されることになりました。順に僕なりの言葉で並べ直すと、王道アイドル、飛び道具アイドル、綺麗なお姉さんアイドル、全力アイドル、そしてMCができるアイドル、とそれぞれ別々のキャラクターが集められた印象です。実力派だけでなく個性派が集められた印象です。

 用意されたステージもロッキンが名前こそ"DJブース"でしたが超大型スクリーンもある立派なものだったのに対して、サマソニは食事スペースの一角での文字通り"SIDE-SHOW"でした。お笑い芸人と同じ会場で基本は着座というロッキンと比べると恵まれているとは言えない環境でした。

 会場に座って9nineから次々と出てくるアイドルたちを見ている中で、お笑いを見る会場だけあってステージの様子もよく分かりますし、フェス飯の匂いもしてきてまるでお祭りのような雰囲気がとっても楽しかったです。楽しい雰囲気の中で、アイドルの持つひとつの特徴をよく切り取った枠になっていたと思いました。

 サマソニもいくつかある大きなステージにはももいろクローバーZやでんぱ組.incなどが出ていますし、決してアイドルを軽視しているわけではないと思います。ロックフェスの中だから浮き彫りにできるアイドルの本質を示そうとしたのではないでしょうか。日本だけではなく世界中のスターやアーティストがタイムテーブルに名前を連ねるSUMMER SONICです。アーティストたちを料理に例えた場合に、前菜、スープ、魚介料理、口直し、肉料理など様々な役割がきっとあるように、可愛らしさと甘さと見た目の華やかが光るフェスの中でのデザートとしての役割を、アイドルステージが担っていたように僕は感じました。サマソニのステージでは、アイドルのデザート的な魅力を示していて、デザートのような多様性を個性派アイドルを揃えることで来場者に伝えようとしていたのではないでしょうか。

 サマソニが示した多様性は今のアイドルの最も面白い部分です。結果としてロッキンやそこらのアイドルイベント以上にアイドルの魅力を短いパッケージで正しく伝えた面白いステージになっていたように思えます。

 僕みたいにアイドルソングをどっぷり聞いてしまっていると、アイドルのデザート性という視点はなかなか得られません。文脈なく「アイドルはデザート」とか言うと怒る人もいるでしょうし。でも、サマソニの中で与えられた役割がそうであるように、音楽全体の中でアイドルソングが最もたどり着きやすいポジションがデザート的なものなのかも知れません。そうして考えることで、俯瞰した視点に繋がって新しい何かを見つけるきっかけになるんじゃないかと思いました。

 そんなこんな、サマソニではアイドルのアイドル性を楽しませてもらって勉強にもなりました。

 

 さてさて、昨日に続いてアップアップガールズ(仮)の話に入る前が長くなりましたね。すみません。

 

 サマソニのステージは他のアイドルイベントやロッキンと比較しても時間は短く3曲のセットリストでした。しかも、マイクは6本しか使えないという出演したアイドルの中でも厳しい状況(アップアップガールズ(仮)は7人組なので1本足りない中でのパフォーマンスしないといけません)。

 そんな中、歌って踊りながらマイクリレーをしてソロパートを繋いでいく様子は見逃してしまいそうなくらい見事でした。「下積み時代でマイクリレーは慣れたもの」みたいなことを言っている人も見かけましたが、僕はそうじゃないと思います。下積み時代に歌っていたハロプロの曲と比べるとフォーメーションが複雑で運動量が多い曲が増えている中でのマイクリレーは、当時よりも難易度が高いものだと思います。サマソニ用にきっと練習した成果が現れていたんだと思います。

 ロッキンに続いてサマソニという大きなロックフェスに出られたことはアップアップガールズ(仮)のメンバーにとって貴重な経験になったと思います。きっと大きな自信も得たことでしょう。願わくは、来年はもっと大きなステージで数千人を前にパフォーマンスする姿を見てみたいと思いました。

 

 

 

 お待たせしました!! 

 次回から、いよいよ開戦前夜ツアーに突入します!!

 長野をお楽しみに〜〜〜。