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細々とこっそりとちまちまと

アイドルソングの感想・レビュー、ライブレポ。

渡邉幸愛新規のためのスパガのアルバム特集「EveryBody JUMP!!」

それでは2012年発売の2ndアルバム『EveryBody JUMP!!』について語っていきます!!

 

( 前回はこちら→ 渡邉幸愛新規のためのスパガのアルバム特集「超絶少女」 - 細々と、こっそりと、ちまちまと )

 

EveryBody JUMP!!【初回生産分封入:握手会イベント参加券】(ジャケットC)

EveryBody JUMP!!【初回生産分封入:握手会イベント参加券】(ジャケットC)

 

 

EveryBody JUMP!!』には格別な思い入れがあるので、そのことから書きますね。

僕がアイドルに興味を持って、アイドルソングを面白いと思い、本格的に掘るようになったのは2012年に入ってからのことでした。当時ハマっていた『アイドルマスターアイマス)』のテレビアニメが終わったことがタイミングとしてあって、2011年末にももクロのライブに行っていた経緯で、何気なく色んなアイドルのアルバムを借りたり買ったりして集め聞いていました。その中の一枚がSUPER☆GiRLS(スパガ)の2ndアルバム『EveryBody JUMP!!』です。

当時、僕が聞いたアイドルのCDの中で『EveryBody JUMP!!』は一番アイマスっぽいという感想を持ちました。一番ハマってたものに近い作品ということです。だから、「ひょっとしたらアイマスに近い楽しさがここにはあるのかも...」という期待を持つことになり、そこから、僕はアイドルソングと女性アイドルの世界にどっぷりと入っていくことになりました。

もし『EveryBody JUMP!!』というアルバムがなかったら、出会うタイミングが違ったら、僕は今みたいにドルヲタをやっていなかったのかもしれません。

そうしたらみんなにも出会えなかったですし、あの思い出たちも全部ないのです。考えれば考えるほど『EveryBody JUMP!!』は特別な作品です。

 

<収録曲>

  1. Welcome to S☆G Show!! II
  2. 女子力←パラダイス
  3. 絶対自分前進宣言!
  4. がんばって 青春
  5. メガ★トゥインクル
  6. シェルターなんかいらない
  7. 夕焼け空に、また明日。
  8. My dream
  9. MAX! 乙女心
  10. BELIEVER
  11. EveryBody JUMP!!
  12. Dear ~未来の地図~
  13. 笑顔の羽根

 

当時の僕が『EveryBody JUMP!!』を「アイマスっぽい」と思った最大の理由は王道アイドルソングの作品だったからです。

アルバムの収録曲が生まれた2011年〜2012年は、ももいろクローバーにZが付いて、ぱすぽ☆が『少女飛行』でオリコン1位、タワーレコードが自社レーベル"T-Palette Records"を設立、モーニング娘。から高橋愛が卒業し10期メンバーが加入など、2014年に伝わる"熱"が生まれた時期だったと思います。

この"熱"というのは、具体的には2つの要素からできていると思っています。ひとつは"ライブの熱"で、ライブでの盛り上がりや動員が重要視される傾向が加速していきました。もうひとつは"多様化による熱"で、ももクロを筆頭に他のアイドルとは違う価値を生むことが良いこととされていきました。

そして、スパガは1stアルバム『超絶少女』の多彩な楽曲の中では特にライブに強かったと思われる『みらくるが止まンないっ!』の路線を強化していきます。『がんばって 青春』、『MAX!乙女心』など、鈴木Daichi秀行さんの作品を立て続けにシングルとしました。一方で、多様化ではなくアイドルソングらしい曲を作ることに力を注いでいたように思います。ロック、四つ打ちハウスミュージックなど他のジャンルの輸入を積極的にはせず、転調が多いアクロバティックな曲や極端にBPMが速い曲にも手を出しませんでした。

結果として生まれた2ndアルバムは、明るくて楽しく前向きな歌詞と曲調を持った王道アイドルソングばかりが集まり、それを十分なバジェットとクオリティで形にしたものとなりました。それを当時の僕は「アイマスっぽい」と受け取ったのです。

実際、『EveryBody JUMP!!』を改めて聞いてみて、2014年の視点でもこれほど王道アイドルソングなアルバムは無いと思います。「何が王道アイドルソングなのか?」を簡潔に話すのは難しいですが、むしろ『EveryBody JUMP!!』こそがそれで、これを聞いて感じるものが王道アイドルソングだと、言っていいんじゃないかというくらいの出来です。

多様化が進む中でこれほど奇をてらわない作品を作ることには勇気が必要だったと思います。でも、それはすごく大切なことで「アイドルソングの歴史において文化的意義がある行為がある英断だった」と大袈裟に言いたいくらいです。

僕は今でも王道のアイドルソングが一番好きなドルヲタなので、やっぱり『EveryBody JUMP!!』はとても大事な一枚です。

 


SUPERGiRLS / 女子力←パラダイス - YouTube

曲の中で「シュパーン!」などSE的な音をアイドルたちが口で言うということに、すごくビックリしました。僕が音楽を聞いてるときに高まるとついやってしまうことだったので! 悪い意味じゃなく"バカっぽく"て、楽しさが加速するギミックだと思います。

 


2013 03 04 e Street TOKYO メガトゥインクルSUPERGiRLS) -SG、スパ ...

(いい動画がなかったのでスト生のパフォーマンスです)秋田・勝田・稼農・志村・前島・溝手によるユニット曲で、歌のパート分けが細かくなっているのがハロプロ以降のアイドルソングの流れにあって、ハロプロ弱者だった当時の僕はすごく面白いと思いました。

 


SUPERGiRLS My dream - YouTube

溝手るかちゃんによるソロ楽曲です。サビの歌詞に「〜るか」というフレーズが入れてあるという言葉遊びもある曲です。この曲に限らず、アルバム通してるかちゃんが大事なところを歌いまくっています。avexらしいダンスサウンドで、メロディも綺麗で歌詞も明るくていい曲だと思います。

 


SUPERGiRLS / EveryBody JUMP!!(MUSIC VIDEO ...

今なら何言ってんだって話ですが、当時はライブにほとんど行ったことない人だったので、この曲の「JUMP!!」というフレーズに合わせてヲタクが飛び跳ねてるのを知って驚きました。ハロプロ的なファンク感を持っていながら、つんく的な歌詞の癖がない曲で、アルバムを代表する王道アイドルソングだと改めて思います。

 

 

 

そんなこんなで、2ndアルバム『EveryBody JUMP!!』を語ってきました。

アルバムを通してハロプロの影響があるのは樋口Pの遍歴や好みを考えると当然なのかなと思います。でも、スパガの場合は色んなクリエーターが関わっている面白さがあって、ハロプロ的な味付けの濃さや癖がないのが王道さを際立てているのかも知れません。

あと、これは余談ですが、僕がこの頃からアイドルにハマってまだドルヲタ歴2年くらいと話すと皆さんびっくりされるので、改めて書いておきます。笑。

 

 

それでは、次回『Celebration』でお会いしましょう。この特集も第一章は次で最後です\(^o^)/

引き続き、よろしくお願いします!!