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細々とこっそりとちまちまと

アイドルソングの感想・レビュー、ライブレポ。

ちまちまアイドルソング35「好きすぎて生きるのがツライよ」/Party Rockets

アイドルソング Party Rockets

Party Rockets『好きすぎて生きるのがツライよ』

 
 
Party Rockets(パティロケ)4枚目のシングルA盤のカップリング曲。明るい曲調に、コミカルな歌詞のとっても面白い曲です。
でも、聞いていると不思議に切なくなる楽曲です。
 
この歌の主人公は中学生でしょうか。
初めてに近い恋の気持ちをどう扱っていいのか分からず、戸惑い、それが苦しいけどドキドキして楽しいみたいな感じが伝わってきます。
"泣き虫な昨日のボクにバイバイ"、"コミュ障な昨日のキミにバイバイ"して、"明日もキミとこうしていたい"という歌詞にあるように、昨日と今日を行き来して、もっと"ボク"と"キミ"が思うように生きたいという、その年代にとってリアルで切実な悩みの歌なんだと思います。
 
曲の中で特にフックになっている歌詞として"世界をこの手で回すのです"というものがあります。
ここで回そうとしている"世界"とは何なのでしょうか。僕は、そのまま"地球"のことなんじゃないかと考えています。
地球儀を回すみたいに、映画スーパーマンのクライマックスシーンみたいに、地球をグルグル回して昨日や明日を自在にしたい。
そんな願いがコミカルな歌詞に込めているように思えます。
それは、僕たち自身が思っていたり、かつて抱いていた気持ちであり、それをくすぐり、ひと握りの切なさを感じさせてくれます。
そうして『好きすぎて生きるのがツライよ』が、僕たちそのものの歌のように思えるはずです。
 
"降りそそいだ運命は僕らの夢を照らして"
"今生きてる瞬間は流れ星"
 
現実には決して戻れない昨日や、思うようにいかないことも多い明日を生きる僕たちにとって、"今"を本気で生きて輝かせることこそが、最も大切で儚いものに違いありません。
この曲のテーマはそんな深いところまで届いているように思えます。
 
コミックソングのようにはじまり、可愛い恋の歌のようでもあり、それが最終的には人生の大切なものに気付かせてくれる素晴らしい楽曲だと思います。
ワイワイ楽しく盛り上がることも、じっくり聞くこともできるすごい曲!
ぜひ聞いてみてください!
 

  

Let’s Go!!(A)

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