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細々とこっそりとちまちまと

アイドルソングの感想・レビュー、ライブレポ。

ちまちまアイドルソング57「向日葵」/PASSPO☆

PASSPO☆『向日葵』

 

空と旅をテーマにした9人組ガールズロックユニット・PASSPO☆の13枚目のシングル。前作『Perfect Sky』同様にロックサウンド方向に回帰している楽曲です。キャッチーなメロディと乾いたサウンド、サビの力強いユニゾン歌唱などグループの定番的な魅力があります。

 

『向日葵』以外にもPASSPO☆は過去に花をモチーフとした楽曲がありました。『夏空HANABI』や『サクラ小町』ではテーマとして扱われていて、『キス=スキ』、『Dear My Friends』でも歌詞の中に花という言葉が登場しています。

そもそもアイドルソング全体を見てみると、様々なグループが花について歌っていて、関連する曲がとても多くあります。咲いている時間は短く、だからこそ、際立つ花の美しさと儚さや切なさ(刹那さ)が、そのままアイドルのイメージと重なり、様々な形で表現されているのでしょう。

 

数ある花の中から、PASSPO☆は『向日葵』を選びました。「手を繋ぎあって」「太陽に伸びていくように」と歌詞にあるこの歌は、フォーメーションダンスを特徴としていて、ユニゾン歌唱にこそパワフルさがある“みんなで同じ方向を向いたときが一番強い”グループの姿をよく表しています。たくましく、生命力あふれる夏の花はPASSPO☆にぴったりだと思います。

 

どんなたくましい花でも例外なく命は短く限りがあるものです。でも、音楽の中では違います。ライブで、CDで、YouTubeで、鼻歌で、心の中で。この歌が流れるとき、聞く人がいるとき、その場所で確かにいつでも大輪の『向日葵』が咲いているはずです。

季節が過ぎ花は枯れても、いつも音楽と共にそばにいて、いつまでも消えることなく咲き続ける。そんな儚さも、思いの強さも感じさせてくれる曲でした。

 

 

向日葵(初回限定盤)(ファーストクラス盤)(DVD付)

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