読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

細々とこっそりとちまちまと

アイドルソングの感想・レビュー、ライブレポ。

RHYMESTER King Of Stage Vol. 11 The R Release Tour 2014 東京公演 at ZeppTokyoのこと

RHYMESTER ライブ

 11月28日、ライムスターのライブに行ってきました。結成25周年を記念してリリースされたベスト盤のツアーになり、活動休止後以降の“最近の曲”が中心のライブになりました。
 ライムスターのライブに行くのは4回目です。2011年札幌、2013年札幌と横浜、そして今回です。アルバム『POP LIFE』と『ダーティーサイエンス』のツアーに続いてライブに参加できたことが、まずは、何よりも幸せなことだと思いました。
 しかも、ZeppTokyoでのライブは久しぶりのことです。開場列に並んでいるとき、入場して開演を待っている間、まわりのからも「Zeppのライムスターが見られる」ワクワク感を感じた気がしました。

f:id:chima4dn:20141129192110j:plain

キングオブステージ

 近年ライムスターのライブでは凝ったステージ演出も注目されています。『POP LIFE』ツアーの際には、今では当たり前のように使われている“プロジェクションマッピング”を導入しました。(個人的にそのおかげで、ライブでプロジェクションマッピングを見るたびに「ライムスターで見たアレ」と思うようになってしまいました。笑)
 しかし、今回の東京公演ではプロジェクションマッピングを使用していません。配置された数枚のLEDビジョンに曲に合わせて映像が映し出されます。巨大な投影物が無くなり、ステージ上は随分とすっきりシンプルになりました。(転換中に使われた物販宣伝のアレはびっくりしましたが)使われる映像も奇をてらったものではなく、パフォーマンス3人がより映えるよう脇役に徹していた印象でした。
 その代わり、照明の演出が際立っていました。無数のカラフルなスポットライトが様々な角度から場所からステージを照らします。激しい曲のときは鮮烈に、抑えた曲のときは静穏に、ライブの進行に寄り添いながらまるで音楽そのものに色を付けるような演出を感じることができました。
 好評で評価も高かったプロジェクションマッピングを続けることもできたと思います。でも、そうじゃない選択をして、今までと違うものを見せてくれること。こちらの期待を超えて、いつでもフレッシュなものを提示するのがライムスターのライブであり、キングオブステージの証明です。

K.U.F.U.

 それはステージ演出のことだけではありません。定番曲の盛り上げ方や客席の煽り方など、細かく拾っていくことが不可能なくらい多数のブラッシュアップがおこなわれています。
 例えば、今回はベスト盤に収録されたピアノセッションをライブで見ることができました。それだけでも嬉しいことですが、さらに1段階も2段階も嬉しい形でピアノセッションを見せてくれたのです。たったひとつ楽器が加わるだけで、いかに「いつものライムスター」と違うものになるのか、言葉で伝えることが不可能なハピネスがありました。
 HIPHOPグループだからとかラッパーだから可能なことでは決してないと僕は思います。もし、ライムスターが別のジャンルのアーティストとして存在する世界があったとしても、彼らはキングオブステージとして素晴らしいライブをしていたに違いありません。
 何となく「観客を満足させること」のひとつ前のステップとして、「自分たちに何ができて、何ができていないのか」をライムスターはよく考えているように思います。とにもかくにも量的にも質的にも、考えて工夫して実行しているからこそ、ライムスターが25周年でも新しく勢いを増している秘密です。
「常に研究 常に練習」そんな“K.U.F.U.精神”が僕は好きですし、そういうアーティストやアイドルがもっと増えれば良いのにとやっぱり思ってしまいます。

3人

 物販では、新作のTシャツとツアーパンフレットを買いました。最後にパンフレットのことを書いて、このライブレポを終えたいと思います。
 ツアーパンフレット『風とラップ』は、全国のタワーレコードで配布されている『月刊 風とロック』の公認パロディーでA4・約30ページに3人の写真とインタビュー、年表などが載っています。個人的に写真をみんなに見て欲しいです。3人でボートを漕いでいる表紙の写真の感じで、じゃれている写真イチャイチャしてる写真はしゃいでる写真が満載です。とにかく仲が良さそうなライムスターを見ることができます。
 それはライブでも見られるライムスターでした。MCでは3人は本当に仲が良さそうに他愛もないトークを見せてくれました。曲中はアイコンタクトや近付いたり離れたり、アイドルのライブ見る感じで見ても楽しめたのではないかとすら思います。笑
 いつも新しいものを見せてくれるライムスター。自分たちに厳しく足を止めないライムスター。大人の男として憧れ尊敬するライムスターの在り方と同じくらい、もしくはそれを超える勢いで、仲良しのライムスターが大好きで、見ているのが楽しいです。それは、メディアやネット、CDやDVDの何倍も生で(ライブで)感じることができました。
 ツアーは12月7日の札幌千秋楽に続き、12月19日にはEXシアター六本木で25周年記念ライブ『R25』があります。きっと、その先には新しいリリースや待っていることでしょう。絶対、またライブに行って、最新のライムスターを見たいと思います。

f:id:chima4dn:20141129213046j:plain

ライブ関連記事

↓セットリストはこちら


ライムス約3時間の狂宴にSCOOBIE DO、PUNPEE、KAN SANO - 音楽ナタリー

↓放送が楽しみ


“King Of Stage”RHYMESTER、本日のZepp Tokyo公演が特番化 - 音楽ナタリー

↓いろんな人のお祝いコメント100日分


RHYMESTER -祝結成25周年- 日めくりカレンダー2014

↓過去にこんな記事も書きました


日本語ラップを聞かない人のための「The R 〜The Best of RHYMESTER 2009-2014〜」特集 その1 - 細々とこっそりとちまちまと

日本語ラップを聞かない人のための「The R 〜The Best of RHYMESTER 2009-2014〜」特集 その2 - 細々とこっそりとちまちまと

日本語ラップを聞かない人のための「The R 〜The Best of RHYMESTER 2009-2014〜」特集 その3・終 - 細々とこっそりとちまちまと

↓よかったら聞いてみてください!

The R~The Best of RHYMESTER 2009-2014~(初回生産限定盤)(DVD付)

The R~The Best of RHYMESTER 2009-2014~(初回生産限定盤)(DVD付)