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細々とこっそりとちまちまと

アイドルソングの感想・レビュー、ライブレポ。

最大風速で愛を:東京パフォーマンスドール「DREAMIN'」レビュー

 東京パフォーマンスドール(TPD)の3rdシングル『DREAMIN'』を最近よく聴いています。先日オリコンウィークリーチャート3位と話題にもなりました。新生TPDになってからの楽曲ではダントツ1番好みです。

 『DREAMIN'』の編曲は江口亮さん。1stシングル『BRAND NEW STORY』、2ndシングル『DREAM TRIGGER』に続いて3作目となります。個人的に江口亮さんというとSchool Food Punishmentの印象が強く、江口亮さんの音楽の特徴をひと言で言うならば「頭良さそう」なイメージです。バンドサウンドも打ち込みもストリングスもコーラスも方法を問わず、新しい音、懐かしい音、色んな種類の音がタイミングよく聞こえる音楽体験をさせてくれます。組み合わせの面白さと意外性、1曲の中での変化の仕方など、奥行きと深みがある作品が多く、「ここでこんな音が鳴っているのか」というような発見が聞くたびにあります。そうした楽曲から江口亮さんの発想力や勘の良さを感じて「頭良さそう」なイメージを持ち、聞いているうちに音楽の新しい楽しさを教えてもらっているような気持ちになるのでした。

 『BRAND NEW STORY』はダンスミュージック、『DREAM TRIGGER』はロック。どちらもジャンルの枠を守りつつ、枠の中で今のTPDにしか伝えられない魅力を感じさせてくれる楽しい楽曲でした。では、『DREAMIN'』はどうでしょう。ダンスミュージックの素養が強い楽曲ですがピアノやシンセサイザー、ストリングスが全面に出ているエモーショナルな楽曲です。十代の女の子の等身大を感じることができ、過去2曲以上にTPDというグループのあり方に寄り添っているように思えます。
 なんでも、『DREAMIN'』は新生TPD初期からライブで歌われ続けてきた楽曲だとか。そう聞くとほとんどのライブに行っていないことを悔しいと思ってしまいますが、この曲が観客の心に響き、TPD自身にとっても大切であることは想像できます。「DAY×DAY そう STEP×STEP」この言葉からはじまる歌詞のあらゆる場所が意味を持っていて、現在進行形なTPDのドラマとリンクしていると考えながら聞くだけでも、『DREAMIN'』のこと、TPDのことをもっと好きになりそうです。

 この夏、TPDは止まりません。CBGKシブゲキ!!でおこなわれるダンスサミットやTOKYO IDOL FESTIVAL2015、@JAM EXPO2015などアイドルイベントへの参加も決まっています。『DREAMIN'』を聞き込んで、TPDのドラマに参加すること。この夏TPDが巻き起こす大きな風を感じることはとても魅力的です。
 

DREAMIN'(初回生産限定盤A)(DVD付)

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